1982-04-02 第96回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
沖繩振興開発事業費の内訳は、治山治水対策事業費、道路整備事業費、港湾、漁港、空港整備事業費、農業基盤整備費等を主な内容とする公共事業関係費一千七百八十九億七百万円、公立学校施設整備費等を内容とする沖繩教育振興事業費百五十億三百万円及び保健衛生施設等施設整備費等を内容とする沖繩保健衛生等対策諸費十四億一千五百万円、並びにウリミバエ等の根絶を目的とする植物防疫対策費等を内容とする沖繩農業振興費三十二億二百万円
沖繩振興開発事業費の内訳は、治山治水対策事業費、道路整備事業費、港湾、漁港、空港整備事業費、農業基盤整備費等を主な内容とする公共事業関係費一千七百八十九億七百万円、公立学校施設整備費等を内容とする沖繩教育振興事業費百五十億三百万円及び保健衛生施設等施設整備費等を内容とする沖繩保健衛生等対策諸費十四億一千五百万円、並びにウリミバエ等の根絶を目的とする植物防疫対策費等を内容とする沖繩農業振興費三十二億二百万円
こういうような作目の多様化というようなこともあわせまして、今後沖繩農業の振興を図るために、さらに一層の努力を傾注してまいりたいというぐあいに私どもは考えております。
こういうふうにこの数字から私は見るわけでありますが、沖繩農業の十年間の総括と今後の展望ということについて、農水省はどう考えておるか、農水省の見解を聞きたい、こう思うんです。——農水省来ていない。じゃ、いいです。 開発庁で掌握されているので結構ですから、開発庁で沖繩農業のことを掌握していれば見解をちょっと聞かしてもらえばいい。なければ、手違いですから無理を言いません。
○政府委員(小島和義君) パイナップルが沖繩農業におきまして主要な作物の一つであるということは重々承知をいたしております。ただ、近年の傾向といたしましては、かつてサトウキビ、パイナップルとの二本立てだったものが畜産の振興あるいは野菜作、花卉作、そういったものの振興によりまして沖繩農業全体の中におきます地位としては相対的に低下を見ておるわけでございます。
とか、一、二、三とありまして、四点目では「熱帯農業研究センター沖繩支所は広く亜熱帯について、また熱帯、温帯とも関連した一のような研究を実施するものであるが、このことは当然沖繩農業の振興に寄与するところ大なるものがあると考えられる。」ということで、大変期待をされたわけなんです。
こういった面に対しても、国としての政策指導なりあるいはいろいろな御配慮が必要だと思うのですが、まとめて言いますと、これからの沖繩農業の位置づけ、展望というものはどう見ておられるのか。またいま言ったようなことに対してはどういうところにもっと力を入れていかれようとするのか、その点総合的にお聞かせをいただきたいと思います。
しかし、そのことが沖繩農業振興にどう役立っているかという面が非常に欠けているような感じがします。たとえば、ではサトウキビの品種改良とか種苗育成、そういうものについてはどういう御研究をなさっているのか、パイナップルの品種改良、そういうようなのはどうなのかと聞くと、パインについては、県の名護の農業試験場に種苗を取り寄せて向こうでやっているんだというのですね。
こういった立場に立って沖繩農業を振興させる、この振興策、野菜あるいは花卉類、花ですね、それから柑橘類、大きくいまクローズアップされつつあるわけでありますが、それに対してどのような施策を持っておられますかお聞きしたいんです。
○国務大臣(亀岡高夫君) わが国唯一の亜熱帯性気候地帯にあるのが沖繩でございますから、その特性を生かして沖繩農業を育てていくということが私の基本的な考えでございます。
○喜屋武眞榮君 もう一つ大臣にお聞きしたいんですが、沖繩の農業振興の基本的な考え方ですね、沖繩農業の基本的な姿勢を具体的にはっきりおっしゃっていただきたいんです。
これは同感でありますが、そういった見地に立って、特に日本農業政策の中で沖繩農業はどのように位置づけて考えていらっしゃるか、また展開しようとしておられるか、大臣のその基本的なひとつ見解を承りたいと思います。
○亀岡国務大臣 沖繩はパインとサトウキビで沖繩農業を支えるものというふうに考えまして、政府としても農林水産省としても、あらゆる努力をいたしてきておるわけでございます。したがいまして、これからもそのような立場で、沖繩のパイン産業、パイン農業が健全に自立していくことのできるような努力を重ねていきたい、こう考えております。
○上原分科員 もう時間がなくなりましたので、また残余の問題については別の機会にお尋ねしますが、ひとつ野菜団地の問題については十分明るい見通しが立っているわけですから、その点はもうとっくに御理解いただいていると思いますので、沖繩農業の振興に特段の御努力をいただきたいということを強く御要望を申し上げて、時間ですから終わりたいと思います。
その内訳は、治山治水対策事業費道路整備事業費、港湾漁港空港整備事業費、農業基盤整備費等を主な内容とする公共事業関係費一千七百四十四億三千万円と、公立文教施設整備経費等を内容とする沖繩教育振興事業費二百二十九億百万円、保健衛生施設整備経費等を内容とする沖繩保健衛生等対策諸費十三億九千二百万円、並びに糖業振興経費等を内容とする沖繩農業振興費三十一億八千五百万円であります。
品種改良、土地改良、そういう面をもっと具体化をしていくには、各種のそういった試験研究機関の充実化というものはまだまだ不十分で、既存の機関の充実強化を含めて、新しいそういった試験場なり研究機関というものを立地をさせぬと、これからの沖繩農業の発展ということを考えた場合にぜひ必要なんですね。これはあわせてひとつ御答弁をいただきたいと思います。
それから価格につきましては、パリティを基準といたしまして、他作物の価格とのバランスとか、あるいはサトウキビ作が沖繩農業に占めます重要性等々を十分勘案しながら、これから検討をいたしまして適正に決定してまいりたい、このように考えております。
したがいまして、沖繩農業の振興を図ってまいります上で、このような特性を十分配慮して行っていく必要があろうかと考えております。
○喜屋武眞榮君 今回の農業三法と申しますかこの改正は、農業経営の規模を拡大するあるいは農業生産力の増進、そして農業の健全な発展に寄与すると、こういうことが言われておるのでありますが、私はそういう前提に立って視点を沖繩農業の発展に当てて、まず第一に大臣にお聞きしたいことは、八〇年代における農業の長期的ビジョンとよくおっしゃるのでありますが、その中における沖繩農業のあり方をどのように考えていらっしゃるか
これも結構だと思いますが、同時に、これからの農産物の輸送確保、端境期の野菜づくりということを考えた場合には、むしろ沖繩県に輸送公社というようなもの、これは仮称ですが、素人考えですが、そういうものを設立をしてやっていくということが、今後の沖繩農業の振興の上において非常に大事ではないかという考えもするわけですが、ここいらのことについて政府としてもひとつ御検討をいただきたいし、同時にまた、県などとも十分協議
○喜屋武眞榮君 いまの問題に関連いたしましては、どうかひとつ、繰り返すようでありますが、今後もこの基盤整備の問題あるいは圃場整備の問題、土壌改良の問題、品種改良の問題、機械化の問題、あるいは水資源の問題、いろいろとあるわけでありますが、そういった広い視野に立って、沖繩農業、亜熱帯農業を最大限に育成していくと、こういう見地に立って沖繩を見つめてもらいたいと強く要望するものでありますが、大臣の御所見を承
その内訳は、治山治水対策事業費、道路整備事業費、港湾漁港空港整備事業費、農業基盤整備費等を主な内容とする公共事業関係費一千六百九十八億二千三百万円と、公立学校施設整備経費等を内容とする沖繩教育振興事業費二百二十五億八千五百万円、保健衛生施設整備経費等を内容とする沖繩保健衛生等対策諸費十一億九千八百万円、並びに糖業振興経費等を内容とする沖繩農業振興費三十三億八千三百万円であります。
その内訳は、治山・治水対策事業費、道路整備事業費、港湾・漁港・空港整備事業費、農業基盤整備費等を主な内容とする公共事業関係費は一千六百九十八億二千三百万円、公立学校施設整備経費等を内容とする沖繩教育振興事業費二百二十五億八千五百万円、及び保健衛生施設整備経費等を内容とする沖繩保健衛生等対策諸費十一億九千八百万円、並びに糖業振興経費等を内容とする沖繩農業振興費三十三億八千三百万円であります。
○説明員(小島和義君) 先ほど沖繩開発庁の方からもお答え申し上げましたように、ただいま現在においては、サトウキビの沖繩農業に占める割合というのは、これはとうてい無視できないものでございまして、基幹作物としての位置というのは当分揺るがないものと考えております。
ただ、いずれにいたしましても、パイナップルが沖繩農業に占める地位といいますものは十分認識いたしておりますので、その面につきましては極力段階的に引き下げるということで努力をしてみたいと、こう思っております。
○政府委員(二瓶博君) 重ねて強く要望するというお話でございますので、これは全体的なものとも関連いたしますので、いまこうしますということで完全なコミットばできませんけれども、先ほど来、るる先生からお話ございますようなこのパイナップルが沖繩農業に占める地位といいますか、その重要性というのはよくわかっておりますので、段階的に下げるという角度で最大の努力をしたいと、こう思っております。
第四点は、糖業振興経費及び植物防疫対策経費を内容とする沖繩農業振興費二十八億五千八百万円であります。 第二に、これら当庁に一括計上される振興開発事業費以外の諸経費について申し上げます。 第一点は、沖繩における経済の振興及び社会の開発に必要な資金を融通するために設けられている沖繩振興開発金融公庫に対し、その業務の円滑な運営に資するための補給金として七十九億六千百万円を計上しております。
○説明員(美野輪俊三君) 沖繩におけるサトウキビの生産は、これは沖繩農業の中心的な基幹的な作物でございまして、大体、現在農業生産の約三分の一を占めておるというような状況でございます。
御承知のように、沖繩農業並びに鹿児島県南西諸島においては、生産基盤の整備が他都道府県に比べ大きく立ちおくれているほか、サトウキビ生産者価格は生産費を大きく下回っている実情であります。このことについては、去る九月二十七日当委員会で長時間私からも政府に見解をただしてきたことでございますけれども、さらに価格決定前に落下のことをお尋ねしておきます。
沖繩は、地理的にも大変本土から遠く離れているというような状況もあったり、あるいはまた、沖繩農業に対しての真剣さに欠けるという面等から考えても、どうも沖繩の農家に対して親切さが足りないという感じがしてならぬ、こういう意見がございます。私もまさにそういう感じを持っている一人であります。 そこで、農林水産省の若いお役人の人たちが、農家と全国各地で交流をやっていますね。
○島田委員 そんなものは頭に基本的に入っていなければ沖繩農業は語れぬじゃないですか。
開発計画の中で、大いに第一次産業を中心にした、そういう考え方を強く盛り込んで、開発計画に問題があると私は思っていますから、そんなのも手直ししながら大いに沖繩農業の振興を図ってもらいたい。時間がないから一言で結構でありますか、決意のほどを伺っておきたい、こう思うのです。